

介護保険を受けるまで
介護保険の認定を市町の窓口に申請すると、訪問調査員がご自宅や施設に伺って基本的な調査を行います。また、かかりつけ医が医学的観点から「主治医意見書」を記載して提出します。この両方の資料を審査会が検討して要介護度が決定されます。
介護認定審査会には61名の医師会員が参加しています。審査会では、コンピューターに入力された調査内容を全国共通の基準で判定した1次判定結果と「主治医意見書」をもとに2次判定を行い、できる限り公平・公正な介護度の判定を目指しています。
かかりつけ医は介護サービスを受けている時でも継続して診療やアドバイスを行っています。介護認定の更新申請時期が来なくても、介護度の見直しが必要になった場合は区分変更申請ができますので、状態が悪化した時などはかかりつけ医の受診時に家庭生活の状況や問題点などを相談してアドバイスを受けてください。

