公益社団法人 印旛市郡医師会

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医師会のご案内

会長挨拶

印旛市郡医師会会長 菅谷 義範(すげのや よしのり)

2019年(令和元年)6月より会長に就任いたしました。

平素から、当医師会に御理解と御協力を頂き有難う御座います。

既にご存知のように、当医師会は7市2町(成田市・佐倉市・四街道市・富里市・八街市・印西市・白井市・酒々井町・栄町)からなる大きな医師会です。地域の人口は現在72万人弱でこれからも増加が見込まれています。医師会の会員数は、開業医と勤務医を合わせて令和2年3月現在で564人です。医師会の役員は、会長1名、副会長3名、理事16名及び監事2名の22名で、会を運営しています。7市2町からなる広域の組織ですので、印旛市郡医師会内の地域を5地区に分け、それぞれの地区の実情に合った活動を行っています。

当医師会の設立は1947年(昭和22年)で、「印旛郡医師会」として発足しました。その後1954年(昭和29年)に「社団法人 印旛市郡医師会」と改称し、2013年(平成25年)から法人法改正により「公益社団法人 印旛市郡医師会」として活動しています。この間、2002年(平成14年)に、小児初期急病診療所(設置場所は佐倉市)を開設し夜間、休・祝日に小児の初期救急診療を行っています。

当医師会では、地域医療に貢献するため、様々な活動を行っています。各自治体で行われている住民検診や予防接種への協カ・実施、学校医の受託、夜問や休・祝日の診療あるいは市民公開講座の開催などです。夜間や休・祝日の救急診療体制はまだ不充分で、自治体ごとに差がありますので、今後の課題として検討していきたいと考えています。

当地区の医療資源は恵まれていて、大学の付属病院や日赤病院あるいは市民病院などがあり、民間の病院も充実しています。これらの病院と診療所間の連携あるいは病院間の連携もスムーズで、地域の皆様に安心して医療を受けて頂ける体制が出来ています。また、高齢化社会に対応した各施設の整備も進んでいますので、これらの施設の特色を生かした効果的な介護が可能な地域を目指しています。

昨今の台風被害や大地震あるいは成田空港での航空機事故発生の恐れなどで、大規模災害に対する備えがますます重要になって来ています。当医師会では、各自治体との協カ・連携を強化しつつこれらの災害への対策を常に検討しています。また、感染症は、未知の病原体出現やグローバル化により、従来の対策では追い付かない場合が増えてきました。これらについても、医師会が果たせる役割は何かということについて検討していきます。

地域の皆様には、医師会に対しての様々なご意見があるかと存じますが、今後も地域医療に貢献できる医師会として切磋琢磨する所存で御座いますので、御協カ・御支援を宜しくお願い申し上げます。